ロッテが中日に競り勝ち、2勝1敗で2カードぶりの勝ち越しを決めた。これで借金は1まで減らした。交流戦の佳境へ向けて弾みをつける大きな1勝となった。
ドラマは初回から動いた。ロッテの若き主砲・西川史礁外野手(23)が、アマチュア時代からしのぎを削ってきた中日のドラフト1位左腕・金丸夢斗投手(23)とのプロ初対決に臨んだ。1回1死一塁の第1打席。金丸の得意球であるスプリットを完璧に捉え、右中間を破る二塁打を放つ。パ・リーグ打率2位を快走する男が、戦友との初の真剣勝負で見事に快音を響かせた。
このチャンスに頼れるベテランが応えた。1死二、三塁から続くソト内野手(37)が左前へ弾き返す先制の適時打をマーク。「打ったのはチェンジアップ。良い投手だということは分かっていたので、最低限打点を挙げるという仕事ができてうれしい」と話した。さらにソトは3回2死三塁で迎えた第2打席では、内角高めの直球を再び左前へ運び、リードを2点に広げる2打席連続打点を挙げた。
先発小島和哉投手(29)は5回途中1失点降板。毎回走者を背負う苦しい展開ながらも、要所をフォークで締めて試合を作った。小島の後を受けたリリーフ陣は、執念のリレーを展開。
8回に中日ソトに同点ソロを許すも、最少失点でしのいだ。



