1点を追う2回、阪神が大チャンスを迎えたタイミングで雨脚が急激に強くなった。
先頭の佐藤輝明内野手(27)と大山悠輔内野手(31)の連打で無死一、三塁となった瞬間、雨が降り始め、グラウンド全体がかすみがかったように白くなり、幻想的なムードになった。
プレーは止まらなかったが、視界が悪い中で、続く前川右京外野手(23)が緩い一塁前への打球を転がした。三塁走者の佐藤が本塁に突っ込み、微妙なタイミングになると思われたが、好スタートだったため一塁手は送球をあきらめた。一塁も間に合わず、前川の適時内野安打に。佐藤の好判断で同点に追いついた。
その後すぐ雨が弱くなり、試合進行への影響はなかった。
阪神は前日4日が今季12度目の中止。雨の影響を強く受けるシーズンになっているが、この日はわずかな降雨の間に、したたかに点を奪った。



