広島打線が先発栗林良吏投手(30)の力投に応え、逆転で阪神に勝利した。

1回を3者凡退で滑り出した栗林だったが、2回2死から連打を浴びると、一、二塁から熊谷のライナーが右足首付近を直撃。その場に倒れ込んだものの、ベンチ裏に引き揚げることなく続投し、2死満塁のピンチを切り抜けた。5回2死一塁から高寺に右越え二塁打を浴びて先制を許したが、すぐに味方が同点に追いつくと、7回まで117球を投げ抜いてリードを守った。2回以降は毎回走者を背負う投球ながらも、右内転筋の肉離れから復帰2戦目で5勝目を手にした。

1点を先制された打線は5回に1死満塁から菊池涼介内野手(36)が右翼へ同点犠飛を打ち上げた。「何とか早く追いつきたかった。つないでくれたチャンスで最低限の仕事ができて良かった」。1回無死一塁では三併殺に倒れたが、ひと振りで挽回(ばんかい)した。

同点の6回は坂倉将吾捕手(28)が、10号ソロを左翼席に運んで勝ち越しに成功した。前日まで7試合連続無安打だったが、2回の1打席目に右越え二塁打で30打席ぶり安打を放っており、7月5日阪神戦以来のマルチ安打。鬱憤(うっぷん)をバットで晴らした。

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