DeNA先発の深沢鳳介投手(22)は地鳴りのような大歓声を全身で浴びながら、9回のマウンドに上がった。「初回とかの声援とは全く違う、鳥肌が立つような声援でした」。最終回をテンポよく3者凡退で締め、自己最長の9イニングを投げきった。
高卒5年目での本拠地初勝利は、見事なプロ初完封。「ハマスタで活躍することを目標にやってきた。ハマスタ初勝利が完封ということで、すごく良かったです」と感慨深げだった。
前回登板の5日ヤクルト戦(神宮)でプロ初白星。再び燕打線と顔を合わせたこの日は、9回103球、4安打無死四球5奪三振無失点に封じ込んだ。横浜スタジアムでは通算4登板目での初勝利。「今まで迷惑かけたことの方が多かったので、ここからはチームにもっともっと貢献できるように頑張りたい」と固く誓った。
打線は4回1死一、三塁から筒香の適時打と林の右翼フェンス直撃の2点適時二塁打で3点を先制。5回にも4連打で3点を追加し、好投を続ける深沢を援護した。7回には筒香が6号2ランでダメ押し。投打がかみ合い、3位ヤクルトに連勝。ヤクルト戦は19年以来、7年ぶりの6連勝で4ゲーム差まで迫った。
◆深沢鳳介(ふかざわ・おうすけ)2003年(平15)11月5日、東京都生まれ。専大松戸では3年春夏に2季連続で甲子園出場。21年ドラフト5位でDeNA入り。24年3月にトミー・ジョン手術を受け、同年11月に育成契約。25年6月に実戦復帰。同年11月に支配下復帰を果たした。26年4月7日中日戦でプロ初登板初先発。177センチ、80キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸500万円。
▽相川監督(プロ初完封の深沢について)「コントロール力が非常にいい投手なので、それがピッチングに生きたと感じる。自分の投球を全部出せたゲームだったと思う」



