ロッテ角中勝也外野手(39)が20日、今季限りで現役を引退することを表明した。ソフトバンク戦に「8番DH」で出場し4打数無安打だったが、スタメン発表時や打席に立つ際にはファンから割れんばかりの温かい拍手が送られた。
試合後には直接、スタンドへ思いを伝えた。涙がこみ上げ、なかなかしゃべり出せなかった。「長い時間マリーンズでやってこれてよかったです」と感謝。「知り合いとかも本当に多く来てくれて、最後くらいカッコいいところを見せたかったんですけど。まあ見せられたら、引退してないかなと思うんで。そんな中でも本当に必死で、死ぬ気で最後はやったんで、思い残すことはもうないです」と語った。
独立リーグ出身で2度の首位打者を獲得。「そもそも独立リーグがあのときなかったら野球を高校でやめてたと思うので本当に感謝しかないです。独立リーグには恩返しがしたい思いで一生懸命やってました」と話した。
家族にも引退の意志を伝えた。「妻はなんとなくわかっていたかんじです。長男は電話で連絡したんですけど、『わかった』ぐらいです。次男は『やめてほしくない』って言うふうにいってたんですけど、もう1軍じゃ通用しないんだよと伝えました」と明かした。
セカンドキャリアに関しては未定。シーズンもまだ残っている。「契約もあるんで、そういう意味でも、プロ野球選手として、最後しっかりやります」と宣言した。
▽ロッテサブロー監督「すごい野球人生ですよね。独立リーグから首位打者2回とって。これからもあんまり出ないんじゃないかっていうぐらいの成績は残したと思う。胸を張って、残りの野球人生楽しんでもらえたら」



