<阪神3-2西武>◇27日◇甲子園

 西武が、逃げ切りに失敗した。先発平野将光投手(28)が、6回1失点の好投。7回から継投策に入ったが、2番手の長田秀一郎投手(32)が同点のソロ本塁打を被弾。9回はエンリケ・ゴンザレス投手(29)が1死満塁のピンチを招き、代わったランディ・ウィリアムス投手(36)が押し出し死球を与えた。渡辺久信監督(46)は「しっかり抑えるところは抑えないと、こういうゲームは勝てない」と苦言を呈した。