<ヤクルト7-6巨人>◇25日◇神宮

 巨人のルーキー公文克彦投手(21)がプロ初登板を果たした。6回からマウンドに上がり、山田を遊ゴロ、上田をこの日最速の147キロ直球で空振り三振。川端に三塁打、バレンティンに四球を与え、ピンチを招いたが、最後はユウイチを一ゴロに打ち取り、乗り切った。

 「小さいころから憧れていたプロのマウンドに立っている自分に不思議な感じがした。ブルペンでは緊張したが、マウンドに上がると平常心に戻れた。ただ力んでしまってボールは、ばらついてしまった。自分はストレートで押すタイプの投手なので腕を振って、ストレートを思いきり投げた。何とか無失点に抑えられてホッとしています」と初々しく話した。