巨人は10日、元巨人内野手の古家武夫(ふるや・たけお)氏が7月14日午後9時18分、急性腎肝不全のため京都市内の病院で死去していたと発表した。93歳だった。

 通夜、告別式はすでに行われた。喪主は長男の利幸(としゆき)氏。古家氏は1921年(大10)3月9日生まれ、兵庫県出身。内野手として46、47年の2年間チームに在籍した。通算成績は57試合に出場し、133打数26安打で1本塁打、11打点。打率は1割9分5厘だった。