横浜が広島森笠繁外野手(32)を今オフの補強候補に挙げていることが14日、分かった。今季は40試合の出場にとどまったが、補強ポイントである左の好打者。地元神奈川出身でもあり、週明けにも移籍交渉が本格化するとみられる。

 横浜はシーズン中から森笠の調査を進めてきたが、FA権を有することに懸念が残っていた。だが、この日、森笠が広島市内の球団事務所で鈴木球団本部長と会談。出場機会を求め、FA宣言せずにトレードで移籍先を探すことで合意した。これを受け、横浜の球団関係者は「広島から話があれば検討したい」と話した。