3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での連覇へ、サムライジャパンの選手、首脳陣も本格始動だ。キャンプインとなった1日朝、日本代表の山田久志投手コーチ(60)が第1次候補の松坂、ダルビッシュら15人の全投手にあいさつを兼ねた異例の「激励モーニングコール」。食事や移動などで全員とは話はできなかったが、16日からの宮崎合宿へ早速、西武の南郷キャンプ視察をスタートさせた。先発の柱として期待される日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)は予定外のブルペン入りで、いきなり125球と全開モードだ。
プロ野球選手にとって「元旦」といわれるキャンプイン初日の朝、日本が誇るサムライたちは、1本の電話でパッと目が覚めた。キャンプ視察のため宮崎に滞在している山田投手コーチが午前8時から、第1次候補に挙がっている投手15人の全メンバーに対し、立て続けにモーニングコールをかけた。
山田コーチ
まずは礼儀が大切です。ほとんど話したことのないピッチャーばかりで、ちょうどキャンプインということもあったので、こちらから“投手コーチの山田です”というあいさつをするのが筋だと思っていましたからね。原監督もおっしゃったように『礼に始まり礼に終わる』のが武士道、サムライのイメージにはある。その教えは大切なこと。あとは『それぞれが足元を見つめ、今度会えることを楽しみにしています』と話しました。
松坂、ダルビッシュら代表候補が発表されたのは昨年12月中旬。しかし、同コーチが選手と接する機会は恵まれなかった。その上、3月のWBC本番までの短期間で投手陣をまとめる必要性を痛感していたことから、区切りとなるキャンプ初日にアクションを起こした。
しかし8時~9時という練習前の時間帯ということもあり、“直電”に対する反応はまちまちだった。留守電でメッセージだけを託した選手もいれば、突然の電話に驚いて、楽天田中のように「よろしくお願いします!」と過剰反応した選手もいたという。
日本代表は今月15日に集合し、16日から宮崎で強化合宿に突入。2日には原監督を交えた、スタッフ会議を行う。【寺尾博和】
[2009年2月2日8時53分
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