<ロッテ4-7ソフトバンク>◇18日◇千葉マリン
サイクル安打まであと1メートル-。ソフトバンク長谷川勇也外野手(24)が4安打4打点の大暴れだ。初回1死満塁でロッテ清水直のカットボールをセンターへ。大きくはずんだボールは早坂の頭上を越え、走者一掃の三塁打となった。3回に二塁打、5回に中前打を放って3打席でサイクルにリーチ。第4打席で二直に倒れて迎えた9回、2死二塁で川崎のチェンジアップをとらえた打球は、一直線に右翼席方向へ飛んだ。
「直球なら左方向に打とうと思ったけど、チェンジアップが高めに来たので。打った瞬間は(サイクル安打を)意識しました」。あと1メートル、打球が鋭かった分だけ届かず、フェンス直撃の二塁打。それでもプロ初の4安打で4打点目をマークして、ロッテにとどめを刺した。
快挙こそ逃したが、打率は3割7分8厘に達し、本多を抜いてチームトップに躍り出た。昨年8月に骨折した左手小指を2度手術して迎えた今季はキャンプから意識をリセットして臨んだ。「(以前は)きれいに打とうとしていた。今は詰まってもいいと思えるようになって(ボールを)呼び込めるようになった」。力みが消え、安打の量産につながった。5番が板についてきた頼もしき24歳が、チームをよみがえらせる。
[2009年4月19日11時5分
紙面から]ソーシャルブックマーク




