開幕はオレに任せろ!

 阪神安藤優也投手(32)が17日、今キャンプ2度目のフリー打撃で、新球チェンジアップを打者相手に初めて試投し、手応えをつかんだ。この日、開幕投手候補の岩田が故障離脱。2年連続で開幕投手を務める右腕が、3月26日横浜戦(京セラドーム)のマウンドに上がるため、着々と調整を勧めている。

 開幕まで37日、安藤が進化した姿を披露した。新たに緩急という武器が加わった。林威助、平野を相手に、球種を予告しながらの48球中で安打性はわずか2本。7球まぜたチェンジアップについて安藤は「まだこれから」とテスト段階を強調したが、ネット裏で目を光らせていた横浜の酒井スコアラーは警戒心を強めていた。「左に試して良いボールだった。進化していこうという意識が漂う。スライダー、シュートの横の揺さぶりは良いから、カーブ、フォークにチェンジアップが加わると緩急がついて幅が広がる」。首脳陣も絶賛した。山口投手コーチは「去年よりはるかに良いイメージになった」。チームの大黒柱の変化に手応えを感じていた。

 16日には、岩田が左ひじ痛を訴えリタイアした。ライバルが負傷離脱で開幕投手の可能性も高まった。「岩田どうこうは関係ない。3・26を目標にやっている。自分の中の戦い」。頭の中で計算はできている。8キロの減量と、新球のマスターで進化を遂げ、10年へかける思いは人一倍。開幕までの日々、進化を止まることなく走り続ける。

 [2010年2月18日11時47分

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