マートン絶好調の陰に美人コンシェルジュ!

 阪神が、助っ人操縦のため外部からプロの総合世話係と契約を結んでいたことが14日、分かった。マット・マートン外野手(28)、クレイグ・ブラゼル内野手(30)、ランディ・メッセンジャー投手(28)、ジェイソン・スタンリッジ投手(32)、ケーシー・フォッサム投手(32)の家族を24時間態勢でアシストし、パフォーマンスを引き出している。

 この女性は、阪神グループの最高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)で、宿泊客の要望、案内に対応するコンシェルジュとして勤務していた。30歳過ぎで国民的タレント上戸彩似の美人で結婚を機に退職していた。球団は昨季アッチソンが家族の問題で退団に至った反省に立って、外国人の生活サポートを任せる人材確保に成功、3月からすべてのリクエストに応えている。

 特に、マートンの安打製造機ぶりには効果てきめんだった。ステファニー夫人が開幕直後の4月5日に神戸市内で長女メイシーちゃんを出産。常識的に米国に帰国する選択肢もあったが、国内で産むことを決心した夫人を元コンシェルジュがサポートするなど外国人が欲しがる情報収集から身の回りの世話まで献身的に支えている。

 阪神の国際担当は全員が中年男性で、球団関係者は「女性の体調、悩みは神経質で話しにくい。遠征でいなくても異国での生活に不安と支障が取り払われ心配せずプレーに打ち込める」と説明。6月下旬にはメッセンジャーのベネッサ夫人も日本で次女コレットちゃんを出産したが、こちらも家族のケアに不安はない。勝利の女神がいる限り、マートンのヒット量産は終わらない!

 [2010年7月15日12時5分

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