トイレがようならんかったら、宮古島撤退よ!

 オリックスが春季キャンプ地の沖縄・宮古島撤退も視野に、同市に珍要求をつきつけたことが23日、分かった。村山良雄球団本部長(63)が、今月16日に下地敏彦市長(63)と会談したことを明かした。宮古島市民球場の改善点として、シャワートイレ(温水洗浄便座)を設けてほしいと伝えた。球団は沖縄本島のキャンプ環境も視察しており、要求が通らなければ移転に本腰を入れる。

 村山本部長は市側の折衝内容について「球場内の部屋やトイレを整備してほしい」と説明。シャワートイレかと問われ「そうそうそう。そういうの大事やからね」と話した。快適な環境でのゆったりした用足しは、体調を良好に保つことにつながる。熱を入れて要求するのも当然?

 だった。

 またT-岡田ら長距離砲の打球が場外に数多く飛び出したことから、両翼の防御ネットを高くすること、さらに芝生をしっかり養生するために専門の管理者を置くことも要望。芝生については岡田監督も「継ぎ目があったなあ」と神経をとがらせており、重要課題だ。

 沖縄本島がプロ野球のキャンプ誘致に力を入れ、球団にもラブコールは届いている。「本島の施設改善が早いか、宮古島の改善が早いか、どちらかですね」と、村山球団本部長はトイレ問題を軸に?

 推移を見守る。

 [2011年2月24日12時24分

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