阪神が捕手補強を敢行した。28日に若竹竜士投手(24)と日本ハム今成亮太捕手(24)の交換トレードが成立したことを発表した。主戦のベテラン藤井彰が死球により、戦線離脱してリハビリ中。若手の原口も腰痛で実戦出場できない。捕手の絶対数が少ない状況で、不安材料になっていた。開幕から捕手2人制を採用していたが、今回の補強により、3人制にする可能性がある。高野栄一球団本部長は「監督も制約のある中でやってもらっている。捕手3人ですぐにできるように環境を整えなければならない。(今成は)守備、打撃、足も魅力的な選手だ」と話した。
プロ7年目の今成は1軍の公式戦32試合に出場。打撃面で評価が高い。日本ハムスカウトの父泰章氏はかつて阪神にもスカウトで在籍。和田監督の入団時に担当スカウトの1人として交渉にあたった過去がある。「和田監督は若い頃から真面目で、勉強家だったし、ツメのアカでも煎じて、飲んで、前進してほしい」と今回のトレードに心境を語った。親子2代でタイガースと縁があった。
今後の予定は未定だが、早期合流を目指して、日程を調整している。今成は「1軍に定着して、もっと勝利に貢献したかった。タイガースで活躍することが恩返しになると思いますので、これからも温かく見守って下さい」と意気込んだ。
◆今成亮太(いまなり・りょうた)1987(昭62)年10月6日、埼玉県生まれ。浦和学院から05年の高校生ドラフト4巡目で日本ハムに入団。打撃センスとスローイングの速さなどを評価された。1軍出場は32試合で打率2割3分7厘。父は元阪神のスカウト、今成泰章氏(現日本ハムスカウト)。177センチ、70キロ。右投げ左打ち。
◆若竹竜士(わかたけ・りゅうじ)1987(昭62)年10月10日、大阪府豊中市生まれ。育英から05年の高校生ドラフト3巡目で阪神に入団。1軍登板は8試合で0勝1敗、防御率7・16。150キロ近いキレのある直球とカーブ、スライダーなどが武器の本格派右腕。180センチ、86キロ。右投げ右打ち。




