巨人原辰徳監督(55)が8日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉し、新たに2年契約を結んだ。「一応、2年契約という中で、また指揮を執らせていただくことになりました」と、あらたまって話した。桃井恒和球団社長(66)が「常識的な範囲の年数や金額などを提示させていただきました」と話していたことから、年俸3億円(金額は推定)の条件で合意したものとみられる。契約年数を全うすれば12年を勤めあげることになり、巨人の監督では長嶋茂雄終身名誉監督の15年、故川上哲治氏の14年に続く長期政権になる。