WBCカナダ代表に選出されていたレッドソックスのニック・ピベッタ投手(30)が、大会参加を取りやめたと22日、米紙ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者が報じた。先日新型コロナウイルスから復帰したが、体調不良が続きキャンプでの調整が遅れているため辞退したという。

カナダ出身のピベッタは17年にフィリーズでデビューし、20年途中にレッドソックス移籍。昨季は33試合で10勝12敗、防御率4・56で自身初の2桁勝利を記録し、代表チームでも先発を務める予定だった。

同国代表には20年にMVPに輝いたドジャースのフレディ・フリーマン内野手、昨季15勝を挙げたガーディアンズのカル・クワントリル投手らメジャーの主力選手が名を連ねる。元巨人のスコット・マシソン投手、元オリックスのアンドルー・アルバースもメンバー入りした。1次ラウンドは米国、メキシコ、コロンビア、英国と同じC組。第1回大会から参加しているが、2次ラウンド進出はまだない。

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