侍ジャパンのダルビッシュ有投手(36=パドレス)がWBC通算3勝目を手にした。

今大会初登板となった先発マウンドでは、3回を3安打3失点(自責2)。3回に3点の先制を許す苦しい内容だったが、その裏に打線が逆転に成功し、1点リードの状態でマウンドを降りた。勝利投手はダルビッシュに付いた。

ダルビッシュはWBC通算3勝目。09年の第2回大会では先発として1勝、胴上げ投手となった決勝は抑えで1勝を挙げている。WBCの通算勝利記録は、松坂大輔(西武、レッドソックス)が持つ6勝。

WBCは球数制限(1次ラウンドは65球)のルールがあり、公式戦のように先発投手が5回以上を投げなくても、リードしていれば基本、勝利投手になる。前日9日の中国戦では、大谷翔平投手(28=エンゼルス)が4回無失点で勝利投手になった。

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