メキシコが逆転勝利で決勝ラウンド進出を果たし、侍ジャパンと対戦することが決まった。

試合は劣勢の展開で始まった。チームが自信を持って先発マウンドに送り込んだ昨季ナ・リーグ最優秀防御率の左腕フリオ・ウリアス(26=ドジャース)が、初回でつかまった。1死から四球と単打で一、三塁とされたところで犠飛を打たれて先制され、その直後に5番バエスに2ラン、6番ロサリオにソロ本塁打を浴びた。2回以降は立て直したものの、4回を5安打4失点で60球で降板した。

攻撃陣は2回に5番アイザック・パレデス内野手(24=レイズ)のソロ本塁打でチーム初得点を入れ、5回1死満塁の大きなチャンスで2番のアレックス・バードゥーゴ外野手(26=レッドソックス)が1点適時中前打で2点目を入れたが、後が続かず1点止まりとなった。

だが7回2死満塁のチャンスで再びパレデスが同点の2点適時左前打、次のルイス・ウリアス内野手(25=ブルワーズ)が2死一、三塁で1点適時右前打を放ち逆転した。

決勝ラウンドの日本-メキシコ戦は20日(日本時間21日午前8時)に行われる。