侍ジャパンが09年大会以来、3大会ぶり3度目の世界一を初の全勝で飾った。決勝では初となる日米決戦。スーパースターが並ぶ前回王者相手に競り勝った。全勝優勝は17年大会のドミニカ共和国以来、史上2度目。

日本は1点リードの9回に大谷翔平が登板。最後はチームメートのトラウトから空振り三振を奪い優勝を決めた。大谷は試合終了直後、中継局FOXのインタビューに応じ、トラウトとの対戦について問われ「打たれても抑えても、悔いが残らないような球を投げたいと思っていた。素晴らしいバッターですので、なんとか抑えられて良かったです」と話した。

日本ハム時代の2016年以来となる抑えでの登板には「1度経験しているので、それが大きかったと思います。その経験が準備の仕方だったりとか、全然いけるんだっていう気持ちにさせてくれた」。ブルペンとベンチを往復しての準備だったが、「最後打席が回らなかったので、そこがまず良かったのと、最後のリプレー検証もゆっくり歩いてくることができたので、全ての運が良かったかなと思います」とコメントした。

そして、他の選手がWBCを最高の大会と表現していることに「国を代表して戦うという誇らしさもそうですし、自分の国のトップの選手たちと、そして各国の素晴らしい選手たちとやるというのは素晴らしい経験だったと思います」と振り返った。

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