ようやく全員がそろった。侍ジャパン山本由伸投手(27)、岡本和真内野手(29)が2日、試合前練習に姿を見せた。山本は愛用するやり投げ用トレーニングギア「フレーチャ」を手に持ってグラウンドへ。かつて本拠地にした京セラドーム大阪の声援を背に汗を流した。
1日の午後に帰国したばかりの岡本は試合出場はなし。試合前会見では「(時差ぼけ対策で)変な時間に寝ないとか、それなりにしましたけど…。今めっちゃ汗かいているので、井端監督から『体温が高いのは時差ぼけ』と言われたのでそうかもしれません。動いたら倒れるかもしれないので、しっかり見ておいてください」と“岡本節”をさくれつさせたが、フリー打撃では21スイングで元気に4本塁打をたたき込んだ。
宮崎から菊池、菅野が、名古屋から大谷、鈴木、吉田、そして大阪から村上、山本、岡本が合流した。井端監督はかねて、MLB組の合流について「一気に全員来たら1回しかない。徐々に徐々に、来るたびに(開幕に)近づいてるなと認識できるし、変化も出るので良い流れかなと思います」と最強メンバーが集結する過程を心待ちに。WBC初戦まで4日に迫ったこの日、ついにグラウンドに侍戦士30人が集結した。
前夜には全員集合を記念して大阪市内の焼き肉店で決起集会を開催。大谷は自身のインスタグラムで集合写真とともに「明日からまたみんなで頑張りましょう」と投稿。最年長の菅野が乾杯の音頭と支払いを済ませた。帰国したばかりの岡本も参加し「良い雰囲気で、楽しい雰囲気の中で過ごしました。大人数なので、いろいろな会話がありながら、すごく楽しい会になったと思います」と士気も高まった。このメンバーで、世界一連覇を狙う。【小早川宗一郎】

