新日本プロレスは16日、都内で会見し、頸椎(けいつい)の負傷で入院中の本間朋晃と、硬膜下血腫の緊急手術を受けた柴田勝頼の近況を報告した。

 本間は3月3日の沖縄大会でクビを負傷。柴田は4月9日の両国大会でのオカダ戦後に、硬膜下血腫の手術を受けていた。三沢トレーナーよれば本間は、大阪のリハビリ専門の病院で、復帰に向けリハビリ中。柴田は緊急手術の後の再手術を終え、一般病棟で治療中だが、退院のメドは立っていないという。

 また、木谷オーナーが、今後の戦略について発表。来季に97年の39億円を超える史上最高売り上げ45億~50億円を目指す方針を明かした。さらに20年までに東京ドーム大会で4万5000人の満員の動員を達成することも宣言した。

 その後、17日から開幕するベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)に出場する全選手の会見が行われた。Aブロックで、今回が最後の出場と公言する獣神サンダーライガーは「ボクにとって最後のスーパージュニア。有終の美を飾りたい」と抱負を述べた。昨年の覇者ウィル・オスプレイは「外国人としては史上初の2年連続優勝者になってみせる」と連覇を宣言。

 Bブロックでは、前IWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDAが「今年に入って2度も高橋に負け、IWGPジュニアから1番遠ざかってしまった。今年の悔しさをバネに全力で戦います」と再起への気持ちを口にした。BOSJは6月3日の代々木第2体育館大会で優勝が決まる。