IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦(9日、米ラスベガス)で世界初挑戦する同級4位尾川堅一(29=帝拳)が2日、日本での練習を打ち上げた。

 4回のスパーリングを行い、総ラウンド数は200回超え。通常の倍をこなし、「今まで一番多い。当たれば戦闘能力を削れる」と対戦する同級5位テビン・ファーマー(米国)攻略に自信をみせた。名門帝拳ジムでは12人の世界王者が誕生しているが、IBF王者はいない。「初ものは好き。気持ち上がりますね」。今日3日に渡米する。