雑誌「アスリートサファリ」がおしゃれなスポーツ選手を表彰する「第6回アスリートドレッサーアワード」(阪急メンズ東京、日之出出版主催)が3日に都内で開かれ、プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)ら6選手が受賞した。黄色のチェックシャツに、紺色ジャケットできめた井上は初めてランウエーを歩き、シャドーボクシングを披露。「リングとちょっと違いますね」と照れ笑いを浮かべ「この受賞を励みに7度目の防衛戦(30日、横浜文化体育館)も頑張りたい」と締めくくった。

 来年2月24日、同階級の強豪を集めた興行「Superfly2」はロス郊外のイングルウッドで開催されることが同日に判明。出場意欲のある井上は「年末はケガなく、覚悟を持ち臨みたい」と強調した。ほかにJリーグ浦和の阿部、テニスの杉田、陸上の藤光、プロ野球ソフトバンクの千賀、フィギュアスケートの無良が選ばれた。