1月4日の東京ドーム大会「レッスル・キングダム」が迫る新日本プロレスのベルトを紹介する「新日の王位たち」の第2回は、10年代前半に誕生した2つのベルトを取り上げる。
11年に新設されたのがIWGPインターコンチネンタル王座。同年5月の米国大会の目玉のベルトで「intercontinental」とは「大陸間の」の意味。海外からのIWGPヘビー級への登竜門的位置づけで、8人で争われた初代王者決定戦ではMVPが優勝した。
特色を大きく変えたのは、4代目の中邑真輔。ベルトデザインの一新を求めて白を基調にさせ、通算17度の防衛戦で独自色に染め上げた。他団体で王座経験者の鈴木や丸藤らを引っ張りだし、先輩の永田とも激戦。IWGPヘビー級とは異なる路線を生んだ。16年1月のWWE移籍に伴い中邑が返上。現保持者の棚橋は、1月4日にジェイ・ホワイトを相手にV4戦を迎える。白いベルトを今後どう「棚橋色」に変えていくかが注目される。
12年10月に発表されたのがNEVER無差別級王座。若手主体の興行「NEVER」をリニューアルし、ベルトが設けられた。現在は当初の方針から独自に進化。高度な技術に裏打ちされた新日本で、ノスタルジックな試合を展開する選手が歴代王者に連なる。現保持者の鈴木みのるは1月4日に後藤洋央紀を迎え、敗者髪切りルールで戦う。【阿部健吾】

