昨年大みそかに初防衛を成功させたプロボクシングIBF世界ミニマム級王者・京口紘人(24=ワタナベ)が「価値を高める」を意識し、2018年に臨む覚悟を示した。23日、都内の所属ジムで始動。18年は「価値を高める」と色紙の目標を記し「ミニマム級ですけれど存在感を高める選手になれたらいいと思う。ファンが望むヒリヒリするような、『京口、負けるかも』みたいな試合をクリアすることが近道。それをクリアしていきたい」と抱負を口にした。

 師匠の渡辺均会長によれば、2度目の防衛戦は5月ごろ。WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者・田口良一(ワタナベ)とのダブル世界戦を行う計画になっているという。「ミニマム級も他の階級の世界王者と遜色ないような勝ち方をしたい」と意気込んだ。