チャンピオンカーニバル優勝決定戦でノアの丸藤正道(38)が、3冠ヘビー級王者宮原健斗(29)を破り初出場で初優勝を飾った。
Aブロック1位の丸藤は、Bブロック1位の宮原と、それぞれ団体トップの意地をかけて対戦。ともに強烈なヒザ蹴りを得意技にする者同士で、壮絶な打撃戦を展開した。
2人の対戦は3度目で、過去2度は丸藤が勝利。多彩なキックから流れをつかむ丸藤を、宮原は頭突きや、ブラックアウトと呼ばれるヒザ蹴りで逆襲する。
15分過ぎ、丸藤の後ろ回し蹴りなど、蹴りの連打で宮原を倒すと、場内から「丸藤コール」が沸き起こった。終始手数で上回った丸藤が、最後は膝蹴り「虎王」から、ポールシフト式エメラルドフロウジョンを決め、24分50秒で試合終了。
試合後、丸藤は「最初、このマットに上がることを本当にたくさんのことがあって迷いました。オレの今回の目標は2つ。1つは秋山準を倒すこと。もう1つはチャンピオンカーニバルに優勝すること。だから、3冠には興味ないと言ってきたが、今日オレが勝利した宮原健斗は、3冠のチャンピオンらしいな。宮原健斗が、お前の大事なものをかける勇気があれば、もう1回やろう」と3冠ヘビー級王座挑戦を表明した。
また、ノアではこの日、4月29日の新潟大会で小峠篤志を退け、初防衛に成功したGHCヘビー級王者杉浦貴の次期挑戦者に決定したばかり。「3冠、GHC、いろいろ言われるがやるのはこのオレ。結果出すのもオレ」と、メジャー2団体のベルト両取りのチャンスに、決意を示した。【桝田朗】

