WBC世界スーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(28=協栄)が11日、13日に米カリフォルニア州・カーソンで行われる同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦を前に、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ。

亀田は集まった大勢の外国メディアを前に得意のスペイン語で堂々とあいさつした。「皆さん、本日はご出席ありがとうございます。念願だったこの戦いに挑める好機を実現してくれた、WBCと、プロモーター、ゴールデンボーイに感謝しています。アメリカの地で、さらにアメリカ人とメキシコ人の多いロサンゼルスで試合が出来る事に、スーパーわくわくしています! 特にこの4カ月の厳しい練習と調整で、この上ないくらいコンディションはいい状態に準備できています」。

さらにレイ・バルガスにも「チャンプ! お前はチャンピオンか? お前はメキシコ人か? だったら、お互いチャンピオン同士、メキシコ人らしい面白い試合を思いっきりやろう」とスペイン語で宣言。フェースオフではバルガスに向かって、ベロを出して挑発するなど会見を盛り上げた。