RISEワールドシリーズ61キロ級トーナメント優勝者白鳥大珠(23)が、元K-1GPスーパーフェザー級王者大雅(23)を3-0判定で破った。

“神童”那須川天心がリングサイドで見守った日本キック界のホープ同士の対戦は、ダウンの奪い合いになった。白鳥はボクシング経験に裏打ちされたパンチで主導権を握り、1回に左フックで、2回に右ストレートなどで計3度のダウンを奪取。しかし、3回には逆にオーバーハンドの左を食い、ダウンを奪われて、防戦一方の展開となったが、逃げ切った。

白鳥は「大雅選手は思った通り強かった。内容に反省はありますが、結果的に会場が盛り上がったのは良かったと思います」。3回はともに笑顔で殴り合うシーンがあった。「お互いにわかり合ってるような感じがあって」という。「今年は後は大みそか。いいカードを組んでいただきたいです。最強を目指します」。モデルも務めるイケメンは、貪欲だ。