K-1スーパー・フェザー級の皇治(30)が25日、前日の試合で左目の視界に異常をきたしたことを明かした。

24日に横浜アリーナで行われた「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(日刊スポーツ新聞社後援)の、61キロ契約スーパー・ファイトで、川原誠也(31)に2回2分59秒、逆転KO勝ちした。都内で一夜明け会見した皇治は、サングラス姿で現れ、激闘を振り返った。

会見冒頭はいつも調子で「いやもうK-1のために演技をするのは疲れた」と切り出したが、「マジでパンチがあった。1発はタケポン(武尊)よりもあった。(故)キッドさんや堀口のスパーリングパートナーだっただけのことはある」と川原の1回の攻撃で最初にダウンを食らい、一時的に「記憶が飛んだ」ことに言及した。

次戦は年末を想定しいた皇治だったが、現在、左目の視界が暗いという。「大みそか、けんかに行ったろかと思うが、目の骨に異常がなかったら考える。体が大事なんで」と話す一方、最後は「K-1を盛り上げるために、格闘技を盛り上げる」といつものせりふで締めくくった。