WWEヘビー級王者ブロック・レスナーがローブローに苦しみながらも王座防衛に成功した。挑戦者レイ・ミステリオJr.とのノーホールズバード&ノーDQ戦での防衛戦だった。

何度も痛めつけられてきた自らの愛息ドミニクのために小さな体を張って挑んできたミステリオJr.の鉄製パイプ攻撃に対し、レスナーはクローズライン(ラリアット)3発でダウンさせた。その後、体格差を生かし、ベリー・トゥ・ベリーで解説席に投げつけ、原爆固め3発で圧倒した。

一方的な攻撃を続けると、白いタオルを持参したドミニクから攻撃中止を懇願されたが、レスナーは拒否。今度はドミニクに襲いかかろうとすると、背後からミステリオJr.のローブロー攻撃を食らってしまった。さらにドミニクからもローブローを浴びて劣勢に。親子そろって凶器攻撃からのダブル619まで受けた。フロッグスプラッシュまで決められたが、何とか2カウントで回避した。

今度はレスナーがドミニクを捕まえて原爆固めで投げ飛ばし、捕獲したミステリオJr.をF5で放り投げてフォール勝ち。ミステリオJr.親子の奇襲に苦しめられながらも王座を防衛した。