IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル2冠王者の飯伏幸太(38)が、挑戦権利証を持つジェイ・ホワイト(28)との激闘を制し、初防衛に成功した。

昨年11月に疑惑の判定で敗れ、権利証を奪われた因縁の相手に苦しめられたが、最後は必殺技カミゴェを決め、48分5秒に及ぶ戦いに終止符を打った。前日4日に内藤哲也(38)から死闘の末に奪ったベルトを守り、ついに「神」となった。

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38歳で独身の飯伏。「女性ファンも増えてきた」と感じる中、飯伏は6年ほど前から「結婚したい」と漏らすようになった。これまでもチャンスはあったがゴールに至らず。遠征も多く、食生活の違いもあり、長続きしなかったという。「相手を知るまでに時間がかかってしまう…。それが難しいのかな」と落ち込む。

好みのタイプはいろいろ変わる。「昨年はショートカットが好きだった。今は長めの方がいいかな」。普段は口数の多い方ではない。「明るく楽しく話してくれる人がいい。一緒にいても干渉し合わず、同じ場所にいてスマホをいじりあっていても何も言わないとか…。これは僕の中では重要です」。レスラーの育成にも興味を示しており「子どもが欲しいですね。最強の遺伝子を残したい」と2世の誕生も夢見る。今年こそは彼女を作り、口説き落として“結婚”のベルトを巻きたい。【松熊洋介】

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