新型コロナウイルス感染からリング復帰したWWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイアが「超人類」ビル・ゴールドバーグを下し、王座防衛に成功した。

1月上旬、無症状ながらコロナ感染が判明した王者は、約2週間の自主隔離を経て25日のロウ大会からカムバック。試合前から挑戦者とにらみ合い、ヒートアップすると、ヘッドバットからスピアーをたたき込んだ。場外戦ではゴールドバーグ得意のスピアーを受け防護壁が破壊された。

ダメージを負いながらも試合開始のゴングを要請したマッキンタイアは、必殺のクレイモアを蹴り込むと、再びスピアー2発を浴びるなど序盤から大技連発の展開。さらに挑戦者によるこん身のジャック・ハマーを食らったものの、何とか返した。動揺し、スピアーをコーナーに誤爆したゴールドバーグに対し、マッキンタイアがとどめのクレイモアを成功させ、3カウントを奪取した。

王座防衛に成功したマッキンタイアは試合後、ゴールドバーグから握手を求められた。抱擁も交わし、お互いの健闘をたたえ合っていた。