今回で4回目となる「K-1 AWARDS 2020」が10日、都内のホテルで開かれ、スーパー・ウエルター級現王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が年間最優秀選手賞を初受賞した。

木村は一昨年3月10日の「ケイズフェスタ2」の68キロ契約戦で和島大海(25)にKO勝ちすると、昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。とくに昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)で、同級王座決定トーナメントを制し、悲願のK-1ベルトを巻いた。しかも、1日3試合でいずれも1回KO勝ち。圧倒的な力を見せつけた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、長身184センチのムエタイ系ファイター、MIKE・JOE(33=フィリピン)と対戦する。狙いは、もちろん11連続KO勝ち。MVPに気を良くした木村は「この競技を追求して、格闘技のおもしろさを広めていきたい」と舌も滑らかだった。

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