レイ・ミステリオJr.の息子で父とともにWWE初の親子タッグ王者となったドミニク・ミステリオが、1人で王座防衛に成功する成長ぶりをみせた。

スマックダウン王者として前王者ドルフ・ジグラー、ロバート・ルード組との防衛戦前、バックステージで父レイが何者かに襲撃された。ジグラー、ルードから「俺たちは関係ない。もし対戦できないなら2人の王座は没収か、ドミニクが2対1で俺たちと対戦だろ」と要求されると、この発言に息子ドミニクが受諾してしまった。

1対2で防衛戦に臨んだドミニクはジグラーのドロップキック、ルードのジャーマン・スープレックスを浴びるなど完全に劣勢の展開。試合途中、負傷から回復したレイの登場で、動揺したルードに対し、ドミニクが丸め込みに入って3カウントを奪取。数的不利の1人で挑んだドミニクが前王者ジグラー、ルード組からフォール勝ちし、王座防衛に成功した。

試合後、ミステリオ親子は次週6月4日(日本時間5日)のスマックダウン大会で挑戦を受ける兄弟タッグのウーソズとリングでにらみ合い、スマックダウン・タッグ王座ベルトをみせつけていた。