新日本プロレスのNEVER無差別級王者ジェイ・ホワイトが米団体インパクト・レスリングで試合デビューを果たした。前週22日大会に登場し、勧誘に成功したクリス・ベイと組み、現インパクト・タッグ王者のユニット「グッドブラザース」カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ組とノンタイトル戦に臨んだが、ベイが3カウントを許して黒星となった。

ホワイトはアンダーソンに強烈なチョップを見舞って先制。ベイの軽快な動きを敵2人に封じられ、ギャローズに滞空時間の長いブレーンバスターを浴びた。さらに強烈なラリアットで大きなダメージを受けながらもクロスボディーで反撃。ベイから交代タッチを受けたホワイトはアンダーソン、ギャローズにそれぞれDDTを見舞い、ペースをつかんだ。ベイが敵2人の合体技マジックキラーを受けそうになるとアンダーソン、ギャローズに蹴りを入れて回避。しかしギャローズのビッグブーツを浴びてホワイトが倒されると、ベイがギャローズのチョークスラム、最後はマジックキラーで撃沈した。

試合後、同興行の8人タッグ戦に出場していた新日本のデビッド・フィンレー、ジュース・ロビンソンをバックステージで襲撃。8月14日(同15日)の新日本ロサンゼルス大会でNEVER無差別級王座に挑戦するフィンレーを抑え込みながら「お前はオレに勝つことができない」などと挑発していた。