新日本プロレスのユニット「鈴木軍」ボス、鈴木みのる(53)がAEW初試合で敗れた。メインイベントで前AEWヘビー級王者ジョン・モクスリー(35)とのシングル戦に臨み、ダブルアームスープレックス(人間風車)で3カウントを許した。

モクスリーの地元シンシナティに乗り込んだ鈴木は、激しいエルボー合戦を展開。裸絞めからゴッチ式脳天くい打ちを狙ったが、スルリと回避された。モクスリーのラリアット攻撃を何度も耐えた後、ドロップキックで反撃。背後に回って再び裸絞めで攻め込んだが、ナックルパート連打から最後はダブルアームスープレックスを浴びて沈んだ。モクスリーとは20年2月、IWGP・USヘビー級王座戦で激突しているが、再び黒星を喫した。

鈴木は今月5日(同6日)にシカゴで開催されたAEWのPPVオール・アウト大会でAEW初登場。小島聡(50)とのシングル戦を終えたばかりのモクスリーを襲い、裸絞めでダメージを与え、ゴッチ式脳天くい打ちでKOに追い込んでいた。