WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(22日、京都市体育館)の前日計量が21日、京都市内で行われた。王者寺地拳四朗(29=BMB)はリミット(48・9キロ)を200グラム下回る48・7キロ、挑戦者の同級1位矢吹正道(29=緑)は48・8キロで一発クリアした。

世界初挑戦の矢吹は、バッキバキの肉体を披露。「コンディションは本当にいいです。順調に(体重を)落とせた」と話し、「やってきたことをやるだけなんで」と気迫をみなぎらせた。

計量後、通常はうなぎだが、この日はすき焼き弁当。試合当日は3キロほど戻すという。試合展開について「それはあまり言いたくない」と緊張感を漂わせ、「小学生のころから何となくあこがれていた」という世界のベルトに挑む。