過去最高の申し込みがトラブルにつながった。2日に行われたRIZIN LANDMARK大会で、開始前に配信映像が見られなくなる事故が発生。U-NEXTでの有料サイトで生配信を行う予定だったが、開始時刻の19時になってもつながらない状態が続いた。開始前に一気に申し込みのアクセスが集中したためで、試合は1時間遅れの午後8時にスタートとなり、一部見られない視聴者もいた。

今大会は、有名アーティストのライブ配信など、U-NEXTのこれまでの記録をすべて塗り替える過去最高のアクセス数だったという。RIZIN榊原信行CEO(57)は大会後に「楽しみにしていたのに、1時間も遅れ、見られなかった人もいたので大変申し訳なかった。今後どうしていくか検討していきたい」と謝罪した上で「格闘技コンテンツや、RIZINの力を知った」と語った。

今大会は来場者は一部招待客のみで、会場も非公開。その他はU-NEXTの観戦チケットを購入し、視聴する仕組みとなっていた。RIZINとU-NEXTが提携後に行われた初の大会で大きな問題が起こってしまった。榊原氏は「チャレンジの難しさ。ずいぶん肝も冷やした。(今後は)事前購入者に特典を付けるなど、分散して購入できる手法を取り入れないと。大失敗を糧にして環境整備していきたい」と語った。