国内最年長の現役レスラー、79歳になるグレート小鹿(大日本)が18日、新潟プロレスの新潟タッグ選手権で4度目の防衛を果たし、最年長防衛記録を更新した。

新潟市東区プラザホールで行われた大会でメインに登場し、シマ重野と組んで、“黒天使”沼沢邪鬼、兵頭彰組の挑戦を受けた。試合は激闘の末、12分1秒、シマ重野がレールガンからの片えび固めで沼沢をフォールし、チャンピオンベルトを守った。今年は、6月に新型コロナウイルスに感染、2週間の隔離も経験。年間試合は15試合ほどというが、7月以来の防衛戦で激動の21年を勝利で締めくくった。

試合を終えた小鹿は「来年は80歳になるけど、まだまだ元気なところを新潟のファンに見せられた。80歳の2022年も、どんどん防衛回数を伸ばして、プロレス界を盛り上げてやる!」と意気盛んだった。