プロレスリング・ノアの武藤敬司(59)が、還暦を迎える22年も、変わらぬ活躍を誓った。

28日、都内で行われた、来年1月1日開催の日本武道館大会の調印式に出席。「思い出に残る試合をたくさん作ることができ、チャンピオンになることができ、非常に充実した1年だった」と、すがすがしい表情で今年1年を振り返った。

今年11月、丸藤正道とともにGHCタッグ王座を戴冠し、高山善広に続く史上2人目の主要3団体シングル・タッグ王座全制覇のグランドスラムを達成。59歳の衰え知らずの活躍ぶりでファンを沸かせた。今月13日には、21年度プロレス大賞の年間最高試合賞(ベストバウト)も受賞した。

22年一発目はGHCタッグ王者として、同じM's allianceの田中、望月組を迎え撃つ。「寅(とら)年は俺の干支(えと)。一年の計は元旦にありということで、元旦から驀進(ばくしん)していきます!」。年男が先頭に立ってノアを盛り上げる。