新日本プロレス参戦経験のあるWWF(現WWE)、WCWで活躍した「地獄の番犬」リック・スタイナーの息子、ブロン・ブレイカーがNXT王座を獲得した。同王者トマソ・チャンパに挑戦。叔父のスコット・スタイナーの得意技スタイナー・リクライナー(らくだ固め)でギブアップを奪った。

王者チャンパのクローズライン(ラリアット)やドロップキックを食らいながらも挑戦者らしく果敢にスパインバスターやその場飛び月面水爆で攻め込んだ。場外戦では解説席に王者をたたきつけ、パワーで圧倒。王者のフェアリーテイル・エンディングを何とかしのぐと、最後はスタイナー・リクライナーで捕獲し、絞め落とした。昨年9月から同王座を保持していたチャンパの「壁」を突破。昨年9月にNXTデビューしたばかりの2世スターがNXTの頂点に立った。