NXT女子王者マンディ・ローズが、いたずらを繰り返してきた因縁のウェンディ・チューを撃破し、防衛に成功した。走り込みながらのヒザ蹴りとなるキス・オブ・ザ・ローズをたたき込み、フォール勝ちを収めた。

これまで日焼けサロンでのチューによるマシン操作で焼き過ぎトラブルに見舞われ、調印式となる女子王座サミットのいたずらもあってローズは怒り心頭の様子。ゴング前から襲いかかり、これまで蓄積してきた鬱憤(うっぷん)を爆発させた。さらにスープレックスやオクトパスホールド(卍固め)で攻め込み、チューのエルボードロップやスライディングキックをしのいだ。

チューに持参してきたロングピローで防御されると、ローズはビリビリに破いて排除。怒ったチューに裸絞めで追い込まれてピンチを迎えたが、最後はキス・オブ・ザ・ローズでヒザを打ち込んで3カウントを奪ってみせた。パジャマ姿の「いたずらっ子」チューにお仕置きした形となったローズは妖艶な雰囲気を醸し出しながらNXT女子王座ベルトを掲げていた。