来春での現役引退を表明している武藤敬司(59)が代理人を務めるグレート・ムタが、米国のマットに凱旋(がいせん)した。

21日(日本時間22日)、ニューヨークで行われた米AEWのランページグランドスラム大会の収録中に登場したと現地メディアが報じた。

ムタは、23日(日本時間24日)に放送予定のバディ・マシューズ、ブロディ・キング-スティング、ダービー・アリン戦に突如としてリングイン。手錠をかけてとらわれていたスティングを野球のバットで攻撃しようとするマシューズに、毒切りを噴射した。窮地から救出し、スティングチームの勝利をアシストした。試合後は、スティングとハグを交わした。

両者は80年代後半から90年代前半にかけて、WCWと新日本プロレスでライバル関係にありながら、タッグチームのパートナーとしても活躍していた。「悪魔忍者」が、米国で盟友と再会を果たした。