RIZINライト級王者でRIZIN軍の「大将」を務めたホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル、33=ボンサイ柔術)が、前ベラトールフェザー級王者AJ・マッキー(27=米国)に判定0-3で敗れた。あと1歩及ばなかった。ベラトールとの5対5の「全面対抗戦」は、RIZIN軍の全敗に終わった。

まさに死闘だった。序盤は打撃勝負でやや劣勢に陥ったサトシだったが、2回からはグラウンドの展開で優位なポジションを取ると、三角締め、肩固め、裸絞めと、さまざまな角度から一本を狙っていった。だが、マッキーの高いディフェンスに手を焼き、最後まで決められず。打撃勝負で印象が良くなかったのか、サトシはフルマークでの敗北となった。

相手に判定が入ると、首をかしげる場面もあった。それでも、試合中から相手へのリスペクトを表現していた両者は、結果が出た後もノーサイドで健闘をたたえあった。

榊原CEOは「今日は完敗です。まだまだメジャーリーグは上。ここからぶっ倒せる日を目指したい」と、すがすがしい表情で話した。

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