アジアを拠点とする格闘技興行ONEチャンピオンシップに参戦することが決まったK-1の元3階級制覇王者・武尊(31)が9日、世界の大谷翔平を超える、唯一無二の存在になることを誓った。都内で同団体のチャトリ・シットヨートンCEOと記者会見に出席。同CEOが「大谷翔平選手のようにこれから世界を目指していく武尊選手に応援をよろしくお願いします」とファンにメッセージを送ると、武尊は「世界最強を証明したい。僕は大谷翔平のようにではなく、世界の武尊になれるように戦っていくのでよろしくお願いします」と言葉に力を込めた。

この日、ONEチャンピオンシップと独占複数試合契約を結んだことが正式発表された。武尊は既に「ABEMA」ともPPV専属契約を締結。1試合最低保証1億円の報酬と、大会視聴チケット売り上げに応じた追加報酬を得られる破格の契約を交わしている。新たな挑戦に向けて「コンディションも上がってきている。応援してくれる皆さんに1日でも早く試合を見せたい。ウズウズしてる感じ。早くリングに上がって、思いっきり全力で戦いたい」と笑顔を見せた。日本を飛び出し、海外の“メジャー”団体へ-。世界の格闘技ファンに、侍の存在を証明してみせる。