米プロレスWWEで「太陽の戦士」サレイとして活動していた女子プロレスラーのSareee(27)が、日本復帰戦のリングで敗れた。メインイベントのスペシャルシングルマッチ30分一本勝負で、橋本千紘(30=センダイガールズ)に、23分17秒でジャーマンスープレックスホールドで敗れた。

試合後、リング上でマイクを握った橋本は「Sareee選手、私、Sareee選手の試合、めちゃくちゃ大好きなんですよ。でも、コレは今日勝ったから言えること。復帰第一戦に選んでくれて本当にありがとうございます」と感謝の思いを口にした。Sareeeは「橋本千紘、やっぱ日本の女子プロレスって最強だな。完敗だよ。あんたの方が成長してるわ」と素直に負けを認めた。

すると、橋本は「お前が日本の女子プロレス、広めるために海外行ったんじゃないの? 悔しいよ。私たちが引き上げて、強いプロレス見せていこうぜ」と“共闘”を誓った。じっと聞いていたSareeeは「次会ったら、絶対負けねーからな。お前に勝つまで、追っかけてやるからな。何度だって挑戦してやるからな」と力強く、リベンジを誓った。

チケットは完売。立ち見の客も出た。観衆は537人(超満員札止め)。Sareeeは、集まったファンに向けて「みんなー、ただいま。こんなにも、たくさんの方が集まってくれて幸せです。私の夢はまだまだまだ、長く続いていきます。諦めない気持ち、戦う魂、女子プロレスに広めていきたいと思います。どうか付いてきて下さい。私の覚悟を追いかけてほしいです」と訴えた。