元PRIDEヘビー級王者の「氷の皇帝」エメリヤーエンコ・ヒョードル(46=ロシア)が、プロボクシング元統一ヘビー級王者マイク・タイソン(57=米国)との対戦を希望している。総合格闘技(MMA)の取材活動を続けるジャーナリスト、アリエル・ヘルワニがMCを務める「MMAアワー」にオンライン登場した。今年2月のベラトール大会でベラトール・ヘビー級王者ライアン・ベイダー(米国)に1回KOで敗れて総合格闘技からの引退を表明していたヒョードルは「MMAは100%終わりました。MMAに戻るつもりはないが、ボクシングで自分自身を試したい。それは面白いことになる」と発言した。

ベイダー戦後、オフ期間を経て筋力トレを開始し、古傷の肩の調子も良くなってきており「ボクシングにかなりの自信を持っている」と明かした。ボクシングのトレーニング歴は長く、23歳の頃から始めているという。「人生の半分以上はボクシングの練習に費やしてきた。レスリング、サンボ、柔道をやってきたことは誰もが知っているが、ボクシングもかなりのレベルだと試合を見てもらえればわかるさ」と自信たっぷり。そしてボクシング初戦の最有力候補としてタイソンを挙げた。

ヒョードルは「(20年の)タイソン-ロイ・ジョーンズJr.のエキシビションをテレビで見ました。タイソン戦は興味深い試合にあるだろう。彼はビッグネームであり、レジェンド。ユーチューブなどでも彼のVTRが見られるし、興味深い。彼はいまだ元気だ」と敬意を表した。

このインタビューでは、10月28日、サウジアラビアで開催されるボクシングWBC世界同級王者タイソン・フューリー(米国)-元UFC同級王者フランシス・ガヌー(カメルーン)とのボクシングマッチについても話が及んだ。フューリー-ガヌー戦興行のアンダーカードでのタイソン戦を提案されると、ヒョードルは「それは素晴らしいことだろう。もし、それが可能ならば、私は間違いなくそうする。準備はできている。タイソンがガヌーの指導役になると聞いたので彼も調子が良いだろう」と大きな期待を寄せていた。