2日のノア有明アリーナ大会の丸藤正道戦で両足を負傷して救急搬送された飯伏幸太(41)は、試合前からプロレスをするには難しいコンディションであったようだ。

昨年12月24日にアップした自身のYouTube動画で当時のコンディションについて「はっきり言う。左足首の内側のくるぶしと右手の甲が骨折している状態。左の足のくるぶしが1番やばい。基本的には飛んだり跳ねたりすることはできないし、400メートルくらい歩くんだけど、400メートルが限界かな。歩くのもきつい。手も右の握力がまったくなくて、やっと今、ベンチプレスが40キロくらい上がるようになって。1回、90キロとか100キロくらい上げられたんだけど、右肩に関しては手術してないから治ってはいない。足も上半身もトレーニングができないから、何していいの? っていう。そこで悩んでいる自分はいる」と告白していた。

その上で「お互いコンディション悪くても、ケガしたなりの良い試合ってできるから」と話し、丸藤戦への意欲は示していた。その状態からどれくらい故障が悪化したのか、そして丸藤戦でできた新たなケガはどこかなどは、まだ本人の口からは語られていない。