ONEフライ級キックボクシングタイトルマッチ3分5回で、同級王者スーパーレック・キアトモー9(28=タイ)がベルト防衛に成功した。K-1の元3階級制覇王者の武尊(32)の挑戦を受け、判定勝ち。打ち合いを制し、ONE王座ベルトを死守したスーパーレックは「私のスキルを発揮できてとてもうれしかったです」と振り返った。

3回には攻め込んだ後、武尊のボディー打ちの連打で反撃されたが、「武尊の強さには驚かない。世界一の根性がある選手ですから」と強調。次戦に向けてロッタン・ジットムアンノン(タイ)との再戦、武尊との再戦、階級転向の選択肢を問われると「もう戦闘準備はできている。(ONEチャンピオンシップの)チャトリ(・シットヨートンCEO)から武尊との再戦であっても、ロッタンとの再戦であっても私はやります」とキッパリ。ONE王者としてすべて受け入れる姿勢を示した。

5万ドルの勝利ボーナスを手にした王者は「ボーナスは非常に感謝します。このベルトをタイに持ち帰る。もっと強くなる」と笑顔をみせていた。

【ONE165】武尊ベルト奪取ならず スーパーレック・キアトモー9に判定負け/ライブ詳細